皆さんこんにちは。
前回の
『東京ミニトラベル台東区編』
見てくれましたか?
今回は墨田区のコミュニテーバス
すみだ百景
すみまるくん、すみりんちゃんの
ルートをご案内します。
コミニュテーバスの
スタート地点の押上駅(スカイツリー最寄り駅)
広場から北西部ルートに出発します。
このルートは
旧曳舟川(現在は暗渠になっている)に
沿って北上するルートです。
途中で資生堂工場の跡地にある
曳舟文化センターに立ち寄ります。
水戸街道(国道6号線)を横切り
東武スカイツリーラインの
鐘ヶ淵駅に向かい墨堤通りの
停留所11番墨田総合運動場で下車します。
ここまでおよそ30分間の窓観光です。
停留所近くの横断歩道を渡り
少し戻ると大きな建物が二つ見えてきます。
ここがカネボウ発祥の地です。
カネボウの初めの本業は
鐘ヶ淵紡績で設立には渋沢栄一などの
当時の実力者が関わって設立されました。
カネボウは現在では化粧品のみで
花王株式会社の子会社になっています。
鐘ヶ淵紡績にはもう一つの歴史があります。
当時の子会社に
鐘ヶ淵ジーゼルと言う会社がありました。
戦争中に民生ジーゼルと言う会社になり
戦後分社独立して現在のUDトラックス
(民生⇒ユニオン⇒UD)が出来ました。
では
またバスで移動します。
バスはほぼ20分間隔で運行されています。
バス停は隅田川神社前
(源頼朝の創建と言う伝えがあり
別名浮島神社・水神さんとよばれ歌川広重の
名所江戸百景隅田川水神の森がある)から
白髭神社前まで乗ります。
白髭神社には七福神の寿老神が
祀られ旧寺島村の鎮守で近くの
地蔵堂までの曲がりくねった道が
葛飾北斎の白髭・今戸と墨堤の道として
描かれた高札があります。
余談ですがここは私の氏神様です。
さて
ここから暫くは墨堤通りを歩きます。
15分程歩くと
王貞治さんが作ったと言われる
墨田少年野球場が有りその先のY路を
左に降りていくと向島花街に出ます。
付近には多くの料亭が軒を並べています。
5分程歩くと芸妓衆の見番
(向島墨堤組合)が有り
登録されている芸妓衆の数は
関東第一位の120名です。
すごく運が良ければ稽古中の
三味線の音色や小唄が聞こえてきます。
また
近くには花見で有名な墨堤通り沿いに
言問だんごや長命寺の桜餅があります。
言問橋の下を潜るとすぐ左手に
なで牛で有名な牛島神社があり
境内の先が旧水戸藩の
下屋敷だった庭園が隅田公園です。
公園の池の水面に映る
逆さスカイツリーは一見の価値あり!!
最近できた
新名所東武鉄道鉄橋横の
すみだリバーウォークからの
眺望と源森川沿いの散策路を歩き
出発点に戻りましょうね。
ここまで約半日の工程だよ~。
少しソラマチ辺りで休憩しましょうね。
台東区と同じく可愛らしい
コミュニティバスのすみまるくん
鐘ヶ淵紡績発祥の地に有るカネボウ化粧品の建物
現在は花王株式会社の子会社になっている
旧寺島村の鎮守の白髭神社です
不肖、私の氏神様ですわ~
葛飾北斎が対岸の今戸付近と寺島村の墨堤を描いた景観図です
墨田区内には歌川広重や葛飾北斎の描いた風景画が多くあります
墨堤通りの地蔵坂入口付近にある子育て地蔵尊
安産祈願で多くの人がお参りに訪れます
向島花街残る料亭やお茶屋さん
現在は10軒が営業しており赤坂に次いで多いところです
意外とリースナブルに茶屋遊びの体験ができるそう??
花街の中ほどにある芸妓衆の見番は
花柳界の組合事務所で登録芸妓の料亭への
派遣と芸能伝承、育成をおこなうところ
本所の総鎮守である牛島神社は貞観年間に創建され
須佐之男命の化身の老翁の託宣により創建された
境内ある撫で牛
自分の体の悪い部分を撫でると治る
また心身健全に効果があると言われる
公園内の池に映る逆さスカイツリー
ただし水面が鏡になる無風の時だけ!!
すみだリバーウォークは東武スカイツリーライン鉄橋横に作られた新名所
通過する電車が真下から見られるよ
恋人たちが愛の誓いのカギを橋のフェンスに付けるスペースだ
一生添い遂げられるかも...
房総の玄関口、両国駅で中には駅の歴史ギャラリーが併設されてます
駅前ロータリー付近には数体の力士のブロンズ像があるよ
ももんじやの店舗前に店の歴史説明の
高札があり興味深く学ぶことが出来ました
店前にあるイノシシの剥製が2頭吊るされています
回向院は天明の大火
振袖火事の死者を供養する寺で鼠小僧次郎吉の墓もある
次回は文京区のコミュニティバスBーグル君を案内します。
楽しみにまっててね~♬